最近の郵便局

=「郵便局という職場」に働いて=

 Hの郵便局長の弁によると「郵便局長くらいにならないと4,5万円するクラブへは、毎日通えないんだ。」とか。総務部長に至っては、「昼食を取ると眠くなる。」とかで、午後からは、仮眠室で昼寝。夕方、また元気になるみたいで、居酒屋へ通い、連日のスナック通い。両名とも土日は、釣りかゴルフ三昧。集配にしろ、郵便にしろ、職員は、ほとんど一時間の休憩、休息を取らずに労働しているのであるが。

 私が、郵便局に就職した頃、職場を理解せず、全郵政という第2組合に入ったのであるが、いきなり、Sで、全郵政の労働講座に呼び出された。

 先ずは、掛合いコールの練習があり、「春闘勝利、シュプレキコール!」と叫んだところ、叱咤され、「全逓つぶせ、シュプレキコール!」でなければ、いけないと云う。ようするに全郵政とは、当局が、全逓を潰すために作った御用組合なのだ。それから、半数が隊列を作り、後の半数は、デモの隊列を崩す練習。ホールの支配人が駆け付け、「一体、何をやっているんだ。」と怒鳴り込む始末。

 全郵政の専従をすると無条件で、郵便局の管理者となっていた。

 11年前H局の保険内務に配属されたときにそのときの保険課長は、先の労働講座を仕切ったHOという人物であった。A貯金という当局の労働政策の及ばなかった全逓100%の職場出身の私に対して云われたことは、「性犯罪を犯す可能性があるから挨拶をしてはいけない。」であるとか「何を云ってもセクハラになるから職場で女性とは、話してはいけない。」ということであった。

 HOは、どうしたら全逓職員を職場で孤立させるか、とか、そういうことばかり、考えてきた人物である。郵便局という職場。自殺者の多い恐ろしい一面を有しているのだ。いまは、JP労組になっているが、当局の労組対策の本質は変わらない。

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