組合員のつぶやき

 

組合員と退職者が話をしていた。OB「また年末が来ましたね、最近の職場はどうですか」組合員「また、地獄の年賀繁忙が始まりますよ」OB「そう言えば『年賀はがき自爆営業』と大きく新聞に載っていました。何年たっても、相変わらずだなー、だんだんエスカレートしているみたいで大変ですねー」。

 組合員「特に民営化以降、営業が主軸になり達成しなければ給料や手当てに響いてくる。だから、皆が自爆営業に追い込まれていく、やっていられませんよー」OB「我々のときも自爆営業について、地区や本部に、問題だ。止めさせろと言って来たが、本人の自覚の問題だとすり抜けられた」組合員「今は、上部に言っても営業をやるのが当たり前、何かあれば自己責任ですから、会社はやりたいほうだいです」OB「新聞では、今年度から対策に乗り出し『不適正営業の撲滅』として金券ショップの見回りと転売された番号を調べ特定する」と書いていましたがこれで何とかなりますか。

 組合員「全国の金券ショップいくつあるのか?新聞沙汰になったからポーズですよ、誰も真に受けていませんよ。組合がしっかりと歯止めをかけなければノルマ査定は陰に陽にそして執拗にかけられてきますよ。営業もそうだけど年賀繁忙の人・物・金をケチるから大変な状況になると思いますよ・・・」と、半分あきらめた苦笑いを残し、組合員は肩を落とし去っていった。

 本部に対する怒りが沸々とこみ上げてくる思いに駆られた。

誰のための、何のための組合なのだ;

 

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