「特定秘密保護法案」を廃案に
「特定秘密保護法案」は11月26日自民・公明・みんな
の三党により衆議院安保特別委員会で強行採決され、同日、本
会議で可決されてしまった。
翌11月27日、札幌弁護士会の主催で緊急デモ行進が行
われた。弁護士会がデモをするのは七年ぶりということで、
どれくらい集まるか心配だった。
しかし、デモ開始15分前には600人もの市民が結集し、
出発後にも続々と加わるということが起きた。私はこれまで何十回もデモに参加しているがこういうことは見たことが
ない。本当に感動した。
弁護士会の主催だけに組合の動員もないなかでの、安倍政権の危
険きわまりない策動に、多くの労働者・市民が怒りに燃えて
平日の昼間にもかかわらず1000名近くが結集したのだ。
安倍は、12月7日までに参議院でこの法案を成立させよ
うとしている。それもたった30日でだ。最初は「96条改
正(改憲手続き)」を狙ったが反対が多くてやめた。今度は
この「法案」を通すことにより憲法9条改正への既成事実を
積み上げようとしているのだ。
まさに、「ナチス的手法」ではないのか。
いまこそ正念場だ。残された日数は少ない。廃案めざして
最後まで闘い抜こう。 組合員D