「特定秘密保護法」制定に反対しよう!

 

 

 いま、いちばんあぶない法案「特定秘密保護法案」が衆議院を通過しょうとしている。この法案は先に衆議院を通過した「国家安全保障会議(日本版NSC)」とセットでアメリカからもらった情報がマスコミ等に漏れないように、もし漏らした公務員やそれをそそのかした者を厳罰に処すと言う恐ろしい法案だ。

 11月9日に開催された弁護士会主催の反対集会でジャーナリストの堤美果さんは、9・11直後アメリカでテロ対策のため、政府の情報収集権限を拡大した愛国者法が制定され、政府による情報の一元管理が進み、国家機密を漏らしたとして、ジャーナリストが次々逮捕され、約7万件のインターネットのブログが強制的に閉鎖されたという。

 報道が委縮するなかで、反動的な諸法案が簡単に通り「貧困大国」アメリカになったと暴露された。

 いま、マスコミは「国民の知る権利」「報道の自由」が危ないと言っている。しかしそれだけだろうか。

 台頭する中国と落ち目のアメリカを見据え、アメリカと一緒になって“戦争のできる国”にしたいと権力者は考えているにちがいない。

 安倍自公政権と民主・維新・みんなの野党も法案成立に突き進んでいる。このままではまさに「ナチス的手口で」集団的自衛権も合憲化され、憲法も改悪されてしまう。

 

 

今こそ、「特定秘密保護法」に反対しょう!

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